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使い方がわからないときはヘルプを活用する

ヘルプは【アプリケーション・システム製作者】が作成した操作等説明書

 

どんなソフト、システムにも【ヘルプ】があります。

使い方がわからないとき、、、誰に聞くよりも正確な回答が得られると思います。

 

ヘルプが設置されている根拠は、、、この通達も根拠の一つといえるでしょう。

 


VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン

厚生労働省HP>VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン_平成14年4月5日基発第0405001号

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000184703.pdf

 

 

VDTとは、、、

Visual Display Terminalsの頭文字を取ったものです。具体的には、ディスプレイ、キーボード等により構成されるコンピュータの出力装置の一つで、文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のことです。「VDT機器」を使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正等、プログラミング、監視等を行う作業を「VDT作業」といいます。

厚生労働省_職場の安全サイトより引用 http://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo30_1.html

 

ソフトウェアに関する記述がガイドライン_4.作業管理にあります。

ガイドライン本文と解説を見てみましょう。

 

本文_4.作業管理

作業者が、心身の負担が少なく作業を行うことができるよう、次により作業時間の管理を行うとともに、作業の特性や個々の作業者の特性に応じたVDT機器、関連什器等を整備し、適切な作業管理を行うこと。

 

(中略)

 

 

 

 

 

 

ホ ソフトウェア

ソフトウェアは、次の要件を満たすものを用いることが望ましい。

(イ)目的とするVDT作業の内容、作業者の技能、能力等に適合したものであること。

 

(ロ)作業者の求めに応じて、作業者に対して、適切な説明が与えられるものであること。

 

 

(ハ)作業上の必要性、作業者の技能、好み等に応じて、インターフェイス用のソフトウェアの設定が容易に変更可能なものであること。

 

 

(ニ)操作ミス等によりデータ等が消去された場合に容易に復元可能なものであること

 

 

解説_4.作業管理

VDT作業には多くの種類があり、それぞれ作業形態や作業内容は大きく異なっている。また、VDT作業が健康に及ぼす影響は非常に個人差が大きいので、画一的な作業管理を行うことは好ましくない。

 

従って、各事業場においては、個々の作業者の特性に応じたVDT機器、関連什器等を整備するほか、VDT作業の実態に基づいて作業負担の少ない業務計画を策定すること等、こまかく配慮することが望ましい。

 

(中略)

 

ホ ソフトウェア

(イ)ソフトウェアは、作業者の作業性及び作業負担に大きく影響するため、目的とするVDT作業の内容、利用する作業者の技能、能力等に合ったものを使用することが望ましい。

 

(ロ)作業者が作業中に、ヘルプ機能を用いること等により、操作方法等について随時参照できることが望ましい

 

(ハ)作業者が行う作業の内容や作業者の技能の程度、好み等により、作業者が作業を行いやすい文字等の大きさ、色、行間隔等は異なるので、それらの設定は、作業者が容易に変更可能であることが望ましい。

 

(ニ)作業者の操作の誤りにより、それまでに入力した膨大な量のデータが消失し、復元不可能な場合、作業者に大きな負担を与えることとなるので、一旦入力したデータについては、容易に復元可能であることが望ましい。

 


ヘルプの設置例

Google Chrome

  • [右上その他アイコン]からヘルプを表示する。
  • 〔F1〕を押してヘルプセンターを開く。

 

Microsoft Excel、Microsoft Word

  • [実行したい作業を入力してください]に調べたい言葉を入れ〔Enter〕を押す。 
  • 〔F1〕を押してヘルプを開く。

【ヘルプ】だけではわからない!そんなときは、、、

  • パソコンの基本操作

ファイルの探し方、ドラッグ・アンド・ドロップ、コントロールパネルはどこにある?など

 

  • 多くの人に使われているアプリケーションの使い方

Excel入力をより簡単にする方法、関数の使い方、スライドにアニメーションを付ける方法など

 

 

もしあなたがこのようなことで「わからない」といい、それは「ヘルプ」を読む以前の大きな問題だ!

 

 

そう思っているのであれば、、、

 

  • 職場であれば、PCを使いこなせる人から教わるのが最も手っ取り早く解決できる方法です。

いるにもかかわらず、教えてもらえないのであれば、、、組織として何らかの問題があるといっても言い過ぎではないでしょう

 

  • 職場には頼れる人がいない、、、だから教えてもらえる環境がない。

ということであれば、、、、

 

インターネットで検索する

インターネット上には新しい情報、古い情報、正しい情報、誤った情報、、、

多種多様な情報が氾濫、入り乱れています。

 

欲しい情報が必ず見つかるとは限りませんが、、、

検索上位に出てくるパソコンインストラクターやシステムエンジニアが書いている情報はアイデアの宝庫です。

 

自身の目で確認して、信頼に値するホームページやブログを見つけてください。

 

取捨選択する、できるのは、、、あなた自身です。

 「詳しい人近くにいないかな?」「あの人なら知っているかな?」

探している間、待っている間に「答え」を見つけることができるでしょう。 

 

 

もしPC操作に苦手意識があるのであれば、、、

知らないことを知り、知ったことを使う、使い続けることで、自ずとPCへの苦手意識も薄れていくことでしょう。