株式会社マイナビが、2025年卒大学生の就職意識調査の結果を発表しました。
この調査は、学生の就職意識や就職活動全体の動向を把握することを目的に、1979年卒より毎年実施されています。
調査結果の概要は以下のとおりです。
就職観
「楽しく働きたい」が38.9%(前年同値)で最多でした。
増加幅が最も大きかったのは「個人の生活と仕事を両立させたい」で、前年比1.7ポイント増の24.5%でした。
プライベートも充実させながら、無理なく働きたいという若者が多いことがわかります。
企業志向
大手企業志向が53.7%で前年比4.8ポイント増となり、3年ぶりに半数を超えました。
最も多かった回答は、「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」でした(43.9%)。
やりたい仕事ができるかどうか、という職種に対する関心の高さがうかがえます。
企業選択のポイント
「安定している会社」が49.9%で6年連続最多となりました。
「給料が良い会社」も3年連続で増加(23.6%)しました。
待遇や働く環境への安心感を求める傾向が読み取れます。
行きたくない会社
「ノルマがきつそうな会社」が38.9%で最多でした。
また、「転勤が多い会社」も4年連続で増加し、初めて3割を超えました。
共働きが増える中で、ライフスタイルの変更を余儀なくされる転勤への抵抗感が高まっています。
調査結果の詳細は以下をご覧ください。
【参考】株式会社マイナビ>2025年卒大学生就職意識調査
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240416_74092/