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令和7年春闘5%以上(中小は6%以上)の賃上げを目指す

日本労働組合総連合会(連合)は、令和6年11月下旬に開催した中央委員会において、「2025春季生活闘争方針」を確定しました。

 

その概要を確認しておきましょう。

 


「2025春季生活闘争方針」の概要

□連合は、2025春季生活闘争において、すべての働く人の持続的な生活向上をはかり、新たなステージをわが国に定着させることをめざす。

 

□「賃金も物価も上がらない」という、これまでの社会的規範を変えることで個人消費の拡大、賃金と物価の好循環につなげる。

 

□経済社会の新たなステージを定着させるべく、全力で賃上げに取り組み、社会全体への波及をめざす。すべての働く人の生活を持続的に向上させるマクロの観点と各産業の「底上げ」「底支え」「格差是正」の取り組み強化を促す観点から、全体の賃上げの目安は、賃上げ分3%以上、定昇相当分(賃金カーブ維持相当分)を含め5%以上とし、その実現をめざす。

 

□中小労組などは格差是正分を積極的に要求する。

 

□賃金実態が把握できないなどの事情がある中小労組は、上記目標値に格差是正分1%以上を加えた18,000円以上・6%以上を目安とする。

 

□持続的な賃上げと格差是正に向けて、適切な価格転嫁・適正取引の取り組みを強化する。

 

 

春闘は、例年1月にスタートし、3月中旬に主要企業の集中回答日を迎えます。

2025年(令和7年)の動向に注目です。

 

 

【参考】日本労働組合総連合会>2025春季生活闘争方針/プレスリリース[2024年11月28日掲載]

https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2025/press_release/press_release_20241128.pdf?1837